“しおさい”について

ご挨拶・基本理念

ご挨拶 (施設長 石川 演美)

「シニア健康センター しおさい」は、設立母体である日立健康保険組合が国の介護保険制度の施行(2000年4月)以前の1998年4月に、茨城県日立市に「介護老人保健施設」として設立しました。

ご承知の通り、介護老人保健施設は急速な高齢化が進む中で、家庭では十分な介護ができない、また介護を必要とするお年寄りに対し、医学的視点から家庭復帰の為の介護や機能回復のためのリハビリテーションなどを行うことを目的としており、当施設は「施設サービス」を提供する中核施設として、その重要性は益々大きなものとなってきております。

しおさいは、全国的にも早い時期に設立された施設であり、開設以来10年以上にわたり、自立支援・地域重視・在宅介護という運営理念のもとで、広く地域社会に根差した介護施設として、これまで数多くのご利用者さまをお迎えすると共に、介護・リハビリテーションのサービスを通じまして、在宅での自立支援のお手伝いをさせて頂いております。

しおさいの大きな特徴として、ゆったりとした施設空間、緑豊かなリハビリ庭園・遊歩道・菜園などを配置し、また潮騒を聞きながら明るい太陽のもとで楽しくリハビリテーションに取り組んでいただけるように工夫をしております。また、ハード面のみならず、介護サービスを中心とするソフト面の充実を図り、「お年寄りが長生きしてよかった。」と思っていただける社会づくりのお役にたつことを願っております。

そして、「介護される人」や「介護する人」のそれぞれのみなさまから喜ばれ、「地域と共に歩む」施設であり続けるために、今後も職員一同、尚一層ご満足の頂ける介護サービスをご提供するよう努力してまいります。ご利用者さま・ご家族さま、そして地域のみなさまにおかれましては、益々のご指導をお願い申し上げます。

運営理念

  1. お年寄りの自立を支援し、一日も早い家庭への復帰をめざすことを目的とする。
  2. 明るく家庭的な雰囲気のもと、地域や家庭との結びつきを重視した運営を行う。
  3. 在宅での要介護老人と介護にあたる家庭を支援し、健康で明るい家庭づくりに貢献する。

基本方針

私達は介護・医療人として誇りと責任をもち、業務を通じ、施設の発展と社会の進歩に貢献する。

  • 利用者のプライバシーを守り、安らぎの場を提供する
  • 改善意識を常にもち、介護・医療に携わる
  • 諸機関と協力し、やりがいのある活力溢れる職場をつくる